最終処分場

最終処分場は廃棄物を埋⽴て、⾬⽔や散⽔により廃棄物を安定・無害化する施設です。最終処分場内に設置する浸出⽔処理施設は、埋⽴地から発⽣する浸出⽔を適切かつ安全に処理する重要な設備であり、地下⽔や放流先の地域環境の⽔質汚染を防⽌します。 近年は廃棄物の再資源化や埋⽴物の減量化により、最終処分場は⻑寿命化傾向となっている⼀⽅、不燃残渣や災害廃棄物等の受⼊などで、新規最終処分場建設計画が増えています。 私たちはこれまで⽇本全国の施設に対するサービス提供の実績で培った技術とデータを活かし、時代と社会のニーズにフィットしたソリューションを提供しています。

最終処分場の浸出⽔処理施設に求められるニーズは多様化しています。 厳格化する放流⽔の品質基準への対応など⾼度な浄化技術はもちろんですが、環境にやさしい取り組みと同時に、処理コストの削減も重要な課題です。 私たちは⻑年積み上げてきた豊富な実績と経験で培った技術⼒で様々な課題解決に向き合います。

クボタは130年以上にわたり、上⽔から下⽔に⾄るまで 幅広い製品の開発、施設の設計・施⼯・運営を⼿掛けてきました。 ⻑年の経験を有するクボタグループだからこそ提供できる特別なソリューションがあります。

• プラント建設から⼤規模改造・維持管理まで⼀貫対応

  施設計画から設計、建設、さらに完成後の補修整備や運転管理まで⼀貫して⾏うため、⼯程間のコミュニケーションを確実にリンクさせる事で、⾼品質なソリューションを提供します。

• 豊富な経験に基づく的確な提案

  ⻑年の経験と豊富な納⼊実績に基づくノウハウを活かし、様々なニーズに合わせた最適な浸出⽔処理ソリューションの提供が可能です。 過去のプロジェクトから得た経験に基づき、浸出⽔⽔質性状や運転トラブルの解決事例など蓄積された各種データより的確な⽔処理技術の提案が可能です。

• 地域環境保全に配慮した設備の提供

  全国の豊富な納⼊実績から地域ごとの環境条件や厳しい規制に対応した最適な処理フローや設備を提案します。特に処理⽔質は地域環境保全の観点から最も重要な要素となるため、それらに対応した「脱塩装置」や「重⾦属除去」など多彩な処理設備の提案が可能です。

• DX活⽤による現場管理などの先進技術

  AIやAR/VR技術、各種ICTを活⽤した当社独⾃の遠隔監視システム（KSIS）を導⼊することで、省⼈⼒で効率の良い安定した施設管理を⾏います。

• ⼤規模災害における優位性

  全国約150か所に点在する事業所を活かした災害時の相互応援体制を構築しているため、被災した環境プラントに対し⼿厚い⽀援を⾏うことができます。また、「排⽔ポンプ⾞」を導⼊したため、処理場の浸⽔被害に対応することも可能です。