下水処理場
全国各地の下水処理場を
知り尽くしたサービスを提供
加速化する多様な課題への対応
⽇本全国の下⽔処理場には、規模や処理⽅法、地域の環境条件などによってさまざまな差異があります。⼤都市では⼤規模な下⽔処理場が多い⼀⽅、地⽅では⼩規模な施設も存在し、処理技術も多様です。さらに施設の⽼朽化、地域⼈⼝の変化や近年の気候変動、⾃然災害への対応なども重要な課題です。
私たちは⻑年積み上げてきた豊富な実績と経験で培った技術⼒で様々な課題に向き合います。
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施設の長寿延命化
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災害リスクへの対応
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ライフサイクルコスト適正化
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人員不足
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安定した設備運用
クボタグループならではのソリューションを提供
クボタは130年以上にわたり、上⽔から下⽔に⾄るまで 幅広い製品の開発、施設の設計・施⼯・運営を⼿掛けてきました。
⻑年の経験を有するクボタグループだからこそ提供できる特別なソリューションがあります。
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豊富なデータと多彩な技術者
40年以上に渡る全国の浄⽔場での運転管理や補修事業の実績で培った多様なバックデータと経験豊富な技術者によって⾼品質なソリューションを提供します。
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多様な製品の補修対応が可能
クボタグループ企業が提供する様々な製品・部品・ノウハウで施設内の多種多様な製品の補修対応が可能です。
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⻑寿命化案件の実績が豊富
全国多数の浄⽔場の運転管理、補修の中で様々な状況や条件にフィットした⻑寿命化の対応を⾏なっています。
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PPP、DBOへの対応
クボタグループの強固なネットワークによって、PPP、DBO案件、などにオールクボタで対応が可能です。
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DX活⽤による現場管理などの先進技術
AIやAR/VR技術、各種IT技術などを活⽤して下⽔処理施設が抱える様々な課題に答えます。
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⼤規模災害における優位性
全国約150か所に点在する事業所を活かした災害時の相互応援体制を構築しているため、被災した環境プラントに対し⼿厚い⽀援を⾏うことができます。また、「排⽔ポンプ⾞」を導⼊したため、処理場の浸⽔被害に対応することも可能です。
大阪府今池水みらいセンター包括管理事業
大阪府
包括管理事業で⻑年の経験を活かした施設の安定運営
下⽔処理施設の運転管理業務と汚泥焼却炉の更新を⼀体とすることで、⺠間事業者の技術⼒やノウハウを最⼤限活⽤し、⻑期にわたる安定した処理と効率的な設備更新を⽬的とした包括管理事業です。
当社はクボタグループの⼀員として、⻑年培ってきた経験を基にSPC代表企業として施設全体の管理に携わります。
設備点検においては、機器延命化・更新を行い、IoTなどの先進技術を積極的に活用することで点検業務の効率化に取り組みます。
〔→詳しく〕
下水処理施設のしくみ
まず、汚水は下水道管を通って下水処理場に運ばれます。途中、ポンプ場で高低差を調整したり、大きなゴミを取り除いたりします。
次に、下水処理場では、沈砂池や沈殿池で砂や泥などの重い汚れを沈めて取り除きます。
その後、反応槽で微生物を使って有機物などの汚れを分解します。微生物は空気と一緒に攪拌されて活性化され、活性汚泥と呼ばれる固まりになります。
最後に、再び沈殿池で活性汚泥を分離し、消毒槽で塩素などで大腸菌などの病原菌を殺します。
消毒された水は処理水と呼ばれ、川や海などに放流されます。