社員紹介インタビュー

つながりが新たな成長と目標を生む

入社2年目|ポンプ事業部 設計担当

日本の水処理技術のレベルの高さに興味を持ち、大学でも学びました。就活では「川上から川下まで」というキャッチコピーに惹かれ、幅広い分野に関わりたいという思いで入社。想像を超えるポンプのスケールの大きさに驚きました。

ポンプ整備の司令塔 

具体的な仕事の内容を教えてください 

まず「積算」。お客様のポンプに不具合が起きた時に、それを直すために必要な部品を選定し、全ての金額をまとめて営業経由でお客様に提案してもらいます。
「工場整備」の案件では、積算時に選定していた部品の手配を行い、工場に対する補修の指示書、お客様に提出する報告書を作成します。
他には、ポンプの分解後に発見された不具合への処置方法の検討やお客様の要望に合わせた改造を行うこともあります。 

書類作成では、文章を「簡潔にまとめる」ことをいつも意識しています。上司に何度も添削してもらってスキルを身に着けたおかげで、今では修正の指示が入ることはだいぶ少なくなりました。 

複数の案件(今年は10件くらい)を同時並行で進めていくので、スケジュール管理も身につきました。いつまでに何を行うのか、メモを取りながら何とか一年やり切ったことが自信になっています。 

成長が面白さを連れてくる 

どのように仕事を覚えましたか? 

入社して、まずはポンプの仕組みやどんな部品がどこに使われているのかを図面を見たり実際に製造現場に行って覚えていきます。
また、半年くらいかけて設計の教育も受けて知識を身に着けていきました。大変でしたがとても重要な過程だったと思います。 

楽しさは見つかりましたか? 

工場に搬入されたポンプを分解して不具合・腐食の状況をみるのですが、最初はどう処置をするかの判断は数字だけでは分かりにくいことがありとても難しかったです。
実際に数を重ねて色々なケースに直面して、上司に相談して教わる中で、その微妙なニュアンスが段々分かってくるようになりました。
その感覚を掴みだしてからはさらに面白くなってきましたね。出来なかったことが出来るようになるのは楽しいです。 

心地よい環境が魅力 

仕事ではどんなことを大切にしていますか? 

コミュニケーションです。仕事では助けていただくことも多くあって、そのお礼一つとってもそうですし、新しい知識を増やしていくことにも繋がります。他部署とのかかわりも多く、自分からコミュニケーションをとるように心がけています。
図面だけ見ていてもイメージが湧かない時は製造現場に足を運んで「この部品を見せてもらえませんか?」とか、「こういう不具合にこういう処置をするとき、実際の作業は大変ですか?」などと聞くこともあります。 

職場の雰囲気はどうですか? 

職場全体として質問しやすい環境が整っていると思います。忙しい時でも手を止めて話を聞いてくれたり、雑談も気軽にするような関係で、雰囲気がいいのが一番の魅力だと感じています。
私が新人だからということではなく、周りの人を見てもコミュニケーションが盛んに取られていて、いい職場に入れたなと思っています。
 

ポンプとのつながりが刺激する

将来の夢や目標を教えてください 

設計担当が私でよかったと言っていただけるように一人前になることです。仕事をやり遂げることももちろんですが、仕事は「助け合い」だと思うので、様々な立場の方から求められたときに適切なアドバイスや指示を出せるようになりたいと思います。
色々なシーンで「何を選択するのか」ということが「自分の色」になっていくと思うので、自分の頭でしっかり考え続けていくことを大切にしながら、自分の強みを見つけていけたらいいなと思います。 

ポンプの魅力とはなんですか? 

陰ながら生活を支えているところだと思います。
マンションの最上階まで水をくみ上げ使えるようにしたり、大雨のときに洪水を防いだり。川が氾濫して排水ポンプ車が水をくみ上げているのをニュースで見ると、実際に役立っている、社会貢献ができているんだと実感が湧き、やりがいを感じます。 

また、大きなポンプを自分の考えた方法で元通りの性能に戻した時の達成感もあります。「おぉ… !」と迫力を感じます。今担当しているのはまだ限られた機種のポンプですが、他の機種に対する理解を深めて、数年後には大型ポンプに携わることが今の目標です。