社員紹介インタビュー

働く環境を育む仕組みと

「熱意」を育てる哲学

入社9年|人事部人事課

2回の転職を経て入社し、現在は人事部人事課の課長としてマネジメント業務を担当。新しい制度やエンゲージメント向上に向けた課題と向き合いながら、メンバーの成長を支援するために、責任を持たせるマネジメントを日々の中で実践しています。

会社は「人材」でできている

志望動機を教えてください

1社目は金融機関、2社目は社会保険労務士事務所、当社が3社目です。
1社目の段階で人事職に興味を持ち、社会保険労務士として外部顧問の経験を積んだ後、企業内人事に挑戦したいと思いました。
転職活動では「長く支えたいと思える」、「未経験でもチャンスをくれそう」な企業を探す中、「ここならチャレンジを後押ししてくれるかもしれない」という直感で入社を決めました。

なぜ人事を目指したのですか?

最初の会社で、人事制度がうまく機能していないと良い人材が離れていってしまうことを実感しました。適切な人事制度を通じて会社のガバナンスに関わりたいと思ったのがきっかけです。

入社後に感じたギャップはありましたか?

前職は10人程度の小さな事務所だったので、個人事業主のような働き方でしたが入社後は安定性とチームで、課題解決や目標を達成する面白さを感じられるようになりました。たとえば、入社当時に人事の基幹システム導入があったのですが、先輩、上司だけでなく他部門とのやりとりなど、チームでなければ成り立たない仕事の重要性を実感しました。一人では良い成果が出せないんだなと。かなり新鮮でした。

チームを率いるマネージャーへ

仕事内容を教えてください

人事部には主に3つの組織があります。ひとつは「採用・育成」、もうひとつは「給与・労務」、そしてその他の人事業務を担うのが人事課です。
人事課の具体的な業務としては、人事評価や昇進・昇格などの人事制度の企画、運用と、人事異動や組織変更の調整などがあり、課員のマネジメントが私の役割です。
「1 on 1ミーティング」や「タウンホールミーティング」といったエンゲージメント向上施策の企画・運営にも取り組んでいます。これらを通じて、チームの最大のパフォーマンスが発揮できるような環境を整えることが役割かなと思っています。

どうやって仕事に慣れましたか?

人事業務もチームで取り組む働き方も未経験だったので、とにかく実践ベースで基礎から学ばせてもらいました。
しかもラッキーなことに、年齢の上下に関わらず、優秀な上司、先輩、後輩が周りにいたんです。
業務に対する考えを聞いてもらい、自分のなりたい姿との差を埋められるよう常にフィードバックを得ることができました。

課長就任はどんな気持ちでしたか?

正直、もう少しプレイヤーとして働きたいという思いもありました。同時に、新たなチャレンジとしてやってみたいとも思いました。
でもやはり大きな責任も感じていて、自分の決定が会社や部下の将来に影響することへのプレッシャーがありました。今も「芯」をもってできるだけブレないよう意識しています。

課長としてどんなことを心がけていますか?

極論的にいえば「私がいなくても組織が回る状態」にすることです。
課長として相談に応じること、最終的な判断を下すこと以外はそれぞれの課員が責任を持ってできるような組織にすることを目指しています。
一人で物事を成し遂げるのは大変ですが、言われたことしかできないような人材には絶対にしたくありません。主担当として業務をお任せする中で、主体性が高まり、社長や経営層への報告の場でプレゼン力が向上していると気づいたときは嬉しいですね。
上司を気にせず「出しゃばれ出しゃばれ」と日々思っています。

伸びる環境が「やる気」を待っている

キャリア採用での入社は不利と感じましたか?

入社前は、定期採用のほうが有利なのだろうと想像していました。でも実際に入ってみるとまったく違いましたね。新卒もキャリア採用も分け隔てなく、実力が認められれば昇進していきます。
直近の制度改定をご紹介します。

👉 人事施策について
多様な人材が活躍できるように、
年次や入社形態に関係なく実力を評価する制度改革を推進中。

・若手層の昇進スピードをこれまでよりも速める取組
・ハイパフォーマーの能力や成果をしっかり反映できる制度に変更
・職制への抜擢制度(いわゆる飛び級)

キャリア採用で入社後、数年で課長になっている方もいますね。
私が入社した当時よりも、きちんと評価される環境が整えられていると思います。

キャリア採用のポテンシャルはどんなところに?

実際には会社全体としてキャリア採用が8割を占めています。いろいろなところで頑張ってきた方が様々なポジションに就いて、培ってきたものを抽出していく楽しみがあると思います。人事で見ても前職は歯医者さん、スーツの飛び込み営業、高級外車の販売業など様々で、だからこそ色々なアイディアが出てくる環境になっているのだと思います。

どんなカルチャーを感じていましたか?

手を挙げれば、その仕事を任せてもらえる風土があったと感じています。
ただし、受け身でいることなく学び続ける姿勢が大切だと考えています。日々の経験、関連書籍やセミナーへの参加などを通じて知識やスキルを積み重ねました。そして、根拠をもって考えを説明する。
そうした積み重ねがあれば、やりたいことを任せてもらえる環境が当社にはあると思います。
もちろん、和気あいあいとした中で自由な意見が言える雰囲気ですよ。

つながり方で「快適さ」が生まれる。

働く人・環境・会社の良い関係とは?

会社として人を入れるだけでなく、教育・育成、活躍できる環境づくりを通じて、高いモチベーションを持つ人材を開発することが重要です。それによって収益向上や事業規模の拡大だけでなく、高い技術力や質の高いサービスを提供するという、会社の目的達成にも貢献すると思っています。エンゲージメント向上のために色々な施策の運営企画をしているのもそのためです。
一言で言うと、社員が働きやすく、熱意を持ってもらえるようにしたいですね。

[ エンゲージメント向上のために ▶︎ ]

福利厚生について

退職金制度やクボタグループの健康保険組合、定期的な健康診断など健康面のサポートが充実しています。さらに、メンタルサポートや産業医との契約もあり、相談やサポートを受けられる体制が整っていて、非常に充実していると感じています。
私の妻も働いているので、子供の保育園や学童のお迎えなどで忙しい日々ですが、「時差出勤制度」をうまく活用することで家庭の不安を減らしつつ、仕事にも大きな支障をきたすことなく両立できているんじゃないかと思っています。

メッセージ

当社にはとにかく「アイディアを聞く風土」があるので、思っていることを口に出せばそれに向けての話し合いを必ずしますし、経験・年齢問わず、やる気があればなんでも任せます。キャリア採用だからこそ、即戦力としてやる気次第でお任せできるポジションが用意されているのがいいところかなと思います。
私自身も課のメンバーに主体性を持ってもらうことを重視しています。ひとりひとりに任せることで個人が成長し、結果として会社の発展に繋がると考えています。