会社について

水ビジネス・環境ビジネス業界の中でのクボタ環境エンジニアリング

環境プラントを通して 人々の暮らしを豊かにしていくことが私たちの使命です。

現在、世界の「水ビジネス」は100兆円を超えると言われていますが、その中における日本企業のシェアは1%にも達していません。一方で日本の高い技術力、とくに海水を淡水にするための処理膜技術や、水処理施設の設計・建築・運用技術は世界的にも高く評価されていて、世界各国の水事業プロジェクトに商社を中心とした組織体で進出し始めています。 また環境省の調査では、国内の「環境ビジネス」の規模は104兆円超に上り、その定義は、「環境汚染防止」「地球温暖化対策」「廃棄物処理・資源有効利用」「自然環境保全」の4つの分野に分けられています。これは国連が定める持続可能な開発目標(SDGs)のテーマにも直接的・間接的に関わっている、これからの社会に欠かすことのできないビジネスなのです。 こうした背景に対しクボタグループには、取水から排水までを網羅した製品や技術で、130年以上にわたって水関連事業に取り組んできた実績があります。近年は、100年以上使用可能な耐震型ダクタイル鉄管の開発や、世界的な水不足を解決するための水資源の再利用技術の開発などを行い、社会課題と向き合っています。蓄積されたノウハウや技術で、他社との差別化を図り、グループ全体で、トータルソリューションの提供を行っています。クボタ環境エンジニアリングは、クボタグループの一員として水ビジネス、環境ビジネスに携わり、水処理、廃棄物処理等の各事業で、豊かな社会生活づくりに貢献しています。

事業展開

私たちは、浄水場、下水処理場、汚泥再生処理センター、 ごみ処理施設など各種プラントに、 最適なオペレーションとメンテナンスを提供しています。

2022年4月1日にクボタグループの3社(旧クボタ環境サービス㈱、旧クボタ機工㈱、旧クボタ化水㈱)が統合し、「クボタ環境エンジニアリング㈱」として創立しました。環境プラントの設計、建設、運転管理、補修・整備・改造工事を手掛けており、プラントの川上から川下に至るまでの全ての工程を請け負うトータルエンジニアリング企業として、お客様毎のニーズに適したサービスを提供しています。生活に必要不可欠な水道を供給する「上水」「ポンプ」、生活排水や工業排水を浄化する「下水」「し尿・汚泥再生処理」、廃棄物の埋立地から排出される汚水を処理する「浸出水処理」、ごみ処理を行う「焼却」「溶融」「リサイクル」、工場から排出される有害物質を処理する「廃水・排ガス処理」など幅広い分野でのソリューションを提案しています。当社は、私たちの暮らしになくてはならない事業を展開し、地域社会の発展と地域環境の保全に貢献しています。