社員紹介インタビュー

スケールの大きな現場だからこそ

初心を忘れずにやり遂げる

入社6年(派遣社員4年)|施工管理

ごみ焼却施設の修繕や補修工事などの現場で、派遣社員として働いた後に、正社員となって施工管理を行う現場代理人になりました。規模の大きな工事の計画から完了までをリーダーとして管理しています。

派遣社員から正社員へ

入社のきっかけは何でしたか?

もともと4年間ほど当社で派遣社員として働いていました。全くの未経験で、この分野についての知識もありませんでした。
はじめは施工管理のお手伝いをしていて、それが楽しいと思っていました。でも、派遣社員だとできる業務が限られていたので、正直なところ、もっといろんな業務をやりたいと思いはじめていたところで、正社員の話をいただいたので良いタイミングでした。

初めてのごみ焼却場での仕事はどう感じましたか?

ごみ焼却場の中に入るのは初めてでしたが、想像していた汚さや臭いは感じられず、意外にも清潔で落ち着いた印象を受けました。
機器の補修改造工事で、先輩社員が協力会社に指示を出して、工事の計画をたてているのを見ていたら、先輩たちのような仕事をやってみたいとさらに思いました。

正社員になって良かったことは?

私が所属している焼却エンジニアリング部では、派遣社員から正社員になったことで、営業、積算、施工管理から売上計上まで、一通りのことを自分でやれることが楽しかったです。
自分が主体なのでうまくいっても失敗しても自分のせいという感じがあって、それが魅力ですね。
先輩の仕事ぶりを見てると大変そうだと思う一方で、やりがいがあって楽しそうだと感じていました。

お手本になったのはどんな先輩ですか?

いろんな先輩の良いところを盗んできたので、下につかせていただいた方には全員影響を受けていますね。
特に印象的なのは、誰かに任せてしまえばいいと思いがちな小さな仕事も、任せた上で自分できちんとチェックする先輩です。手を抜かずに初心を忘れない姿が印象に残っています。
この仕事は一つの案件の規模が大きく金額も大きいのですが、慣れてしまうことなく、この規模感に緊張していた頃の感覚を忘れずに手を抜かずに、と意識しています。

施工管理という責任とやりがいの業務

具体的には日々どんな仕事をしていますか?

現場では8時から朝礼なので7時半には現場に行きます。 終業は17時です。工事が詰まってくると残業することもあります。
ただ、1人の現場はなく基本的にサポートの人がついているので休みはローテーションで交代しながら取得しています。
現場がないときは、テレワークも可能ですが、私は自分の希望で
本社で業務を行っています。 基本的にはノルマを決めて前回の工事報告書を作ったり、次回の工事計画を立てたり、協力会社に発注したり、とかですね。
残業することもありますが、基本的には45時間/月以内です。

施工管理業務の魅力は何ですか?

施工管理業務の現場代理人というのはいわば“社長の代理人”で、会社の代表として現場を任されることになります。現場の中では一番責任が大きい立場でありながら、協力会社とは対等で、いろんな工程が自分を通して組み上がり、計画にピタッとはまっていくのが本当に面白いです。
何かトラブルがあって計画通り進まないことがあっても、最後にゴールまでたどり着けた時には、『あの時は大変だったけどやってよかったな』と心から思えます。
もちろん責任という点では、納期を守ること、作業員さんたちの命を預かっている意識も常に持っています。

どんな時に達成感を感じますか?

お客様あっての仕事なので、お客様の要望に対して、その通りまたはそれ以上のことができて満足していただいたときは、やっぱり嬉しいですね。
クボタだからできて当然、という信頼があるからだと思いますが、あまり褒められることってないんですよ。
でも、「問題なくスムーズに終わったね」という話をいただいたときには、満足していただけたのではないかと思っています。

現場の醍醐味

現場にはどきどき、ワクワクはありますか?

金額的にも規模の大きい工事は緊張しますが、無事に終わると、ほっとします。計画はしっかり行いますが、あくまでも机上の計算なので。
計画どおりにうまくいくとうれしいですね。

例えばどんな工事ですか?

400トンクレーンを使った工事は大変でした。
例えば巨大クレーンを置く地盤の問題です。現場は羽田空港に近いので70メートルもあるクレーンの高さと航空法の問題など、課題を一つクリアすると、また他の課題が出てきました。
対応は大変でしたが、無事に終わることができたときは本当にほっとしました。
とても良い経験にもなったと思います。

400トンクレーン:最大で約400トン(400,000kg)を吊り上げる能力を持つ大型クレーン。建設現場やプラント工事、橋梁工事、大型機械や発電設備の据付など、超重量物を扱う現場で使用されます。

今後チャレンジしたいことは?

これまで手がけたことのない工事を受注し、売上を伸ばして会社に貢献したいと考えています。老朽化で施設の閉鎖が増えると、補修工事の対象も減って売上が減少していくことが予想されます。だからこそ将来を見据えて、焼却炉の新設や既設焼却炉の大規模補修工事といった大型案件にも対応できるよう、営業にも力を入れていきたいです。

取り組む、休むは自分次第で

今後のスキルアップは?

現場代理人として資格が物を言うと思っているので、積極的に資格を取りに行っています。電気系の仕事にも興味があり、今後身につけたいと思っています。具体的には施工管理技士などの資格です。

社内の雰囲気は?

コミュニケーションできる雰囲気がすごくいいと思います。
私はいろいろ相談するタイプで、わからないことがあれば答えてもらえます。
チームワークもいい感じで私は好きですね。
福利厚生では、有給休暇が取得しやすいです。
もちろんやるべきこと、やらなければならないことは行う前提で、必要に応じて休暇を取得できるので自由が利くと感じています。


メッセージ

主体的に働くことが出来るのがこの仕事の魅力ですが、もちろん1人で働くという意味ではなく、周りにサポートしてくれる人がたくさんいます。
わからないことは先輩に聞けば教えてくれるし、もしミスしてしまってもすぐに報告して、一緒に対応してくれる人がたくさんいます。
だからこそ、自分で一生懸命突っ走れるんだと思います。