下水処理場
下⽔処理場は暮らしや産業で汚れた水をを浄化して、河川、湖沼または海へかえす施設です。臭いを外に出さない仕組みや、汚水を処理する広い施設の上を運動場として活用するなど近隣住民への配慮や工夫がされている施設もあります。 また再⽣⽔の利⽤や汚泥の肥料化、バイオマスエネルギーの利⽤など下⽔道資源の有効活⽤を通じて循環型社会の推進にも貢献しています。

近年は、⼈⼝の変化、高まる持続可能性への関⼼、大型化の傾向を見せる⾃然災害への対応、地球温暖化対策、⾃治体の下⽔道を担う職員の減少、そして様々な技術の進歩などへの対応が必要となっています。 施設の運転は人の暮らしの状況や気候の変化へ柔軟に対応しながら、休むことなく処理を続けるためには、高い運転技術、毎日の点検や修繕のほか、未来に向けて安全に処理を続けていくために何が必要かを、日々の運転の中で見つけ出し、考え、実行することが大切です。



