排水機場
平坦な土地に大雨が降り雨水が溜まったり、低いところに周囲から水が流れ込む、道路や宅地が冠水するといった水害を防ぐために、ポンプによって河川に強制的に排水する施設が排水機場です。 このような洪水は内水氾濫と呼ばれます。都市部やその周辺の地域では多くの家屋が浸水するなど大きな被害が出たり、地下街の浸水など都市ならではの災害を引き起こすことがあり、これを防ぐために重要な役割を果たします。

排水機場は必要な時に確実に稼働し、十分な処理機能を発揮できるよう設計されています。その施設の規模や特性によって大型のポンプから比較的小型のポンプまでさまざまなタイプのポンプが使われますが、それをとりまく様々な機器も含めてきめ細やかな点検や適切な修繕を行うことで、施設全体が常にベストな状態を維持することが重要です。先進のDX技術なども導入してより合理的・効率的な運転管理や施設の延命化などにも取り組んでいます。



